OpenSOAP Project The Middleware as Platform for IT Application Services | |||||||||||||||
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First Step GuideFirst Step: サンプルHelloが動くまで(Linux編)OpenSOAPのインストール実行環境の整備以下のソフトウェアがインストールされていない場合は,お使いのディストリビューションのWebサイト等から入手し,インストールしてください. OpenSOAP同士の接続を試される場合にはJava環境は必要ありません.
OpenSOAPのダウンロードパッケージのダウンロードページhttp://opensoap.jp/download.html から,最新パッケージopensoap-1.0-xxxxxx.tar.gzを入手してください.パッケージの展開パッケージファイルを置いたユーザディレクトリで,パッケージを展開してください.
パッケージのコンパイル・インストールパッケージを展開した最上位ディレクトリで,
ここまでの操作で,OpenSOAP API,OpenSOAPサーバ(注*)がインストールされ,サンプルファイルがコンパイルされています. OpenSOAPサーバがインストールされると,CGI実行ディレクトリの下にsoapInterface.cgi(注**)がコピーされます. * OpenSOAPサーバを利用することで,サービスへのディスパッチや,非同期メッセージング,メッセージルーティングなどを利用することができるようになります.(後述) ** soapInterface.cgiは,OpenSOAPサーバの入り口(endpoint)となるインターフェイスです. HelloServiceを動かすこのままのディレクトリ構造でサンプルを試すためには,パッケージ内のHelloサンプルのディレクトリ,samples/Helloに移動して,
(パッケージの一括コンパイルでできる実行ファイルHelloServiceの本体は,samples/Hello/.libs/HelloServiceとなっています.) この状態で,
http://localhost/cgi-bin/HelloService.cgi にSOAPメッセージを投げ(注***),レスポンスを解釈します.(デフォルトはOpenSOAPサーバ(soapInterface.cgi)ではありません.) *** メッセージをOpenSOAPサーバへ投げるなど,endpointの変更を行うときは,サンプルプログラムHelloClient.cの70行目以降で,指定することができます.プログラムを変更した後,再度サンプルプログラムをmake,installしてください.OpenSOAPサーバを使用する場合の設定は後述します. 自作Makefileのすすめ上記のインストールでは,automakeによって自動生成される,パッケージのディレクトリ構造に依存した形のMakefileを使用しています. 独立したMakefileはHelloディレクトリにある,Hello.makとして提供されています.Makefileを自作される場合には参考にしてください.これを利用してHelloServiceをインストールするにはまず,samples/Hello/ディレクトリ内で,
次に,サンプルのインストールは,
OpenSOAPサーバを使うOpenSOAPサーバを経由すると,同じEndpointで複数のサービスが利用できるようになります.OpenSOAPサーバを利用する場合には,クライアントのEndpointの設定を http://localhost/cgi-bin/soapInterface.cgi とします.(上述のようにHelloClient.cを修正します.)さきほどの説明では, http://localhost/cgi-bin/HelloService.cgi にメッセージを投げていました.OpenSOAPサーバを利用することで,サービスへのディスパッチや,非同期メッセージング,メッセージルーティングなどを利用することができるようになります. OpenSOAPサーバを利用するためには,先ほどのHelloサンプルサービスのインストールで生成された, /usr/local/opensoap/etc/ssml/Hello.ssml のXML記述を確認します.(参照: doc/server/SSML_Readme.sjis.txt)ssmlファイルはOpenSOAPサーバと,サービスプログラム(/usr/local/opensoap/services/Hello/HelloService)の連携を設定します. デフォルトでは,サーバへのHelloの呼び出しに対し,StdIO接続する設定となっています. (socket接続するためには,サービスのinetdへの登録が必要です.(参照: doc/server/RegistService.sjis.txt)) StdIO接続とは,OpenSOAPサーバが直接立ち上げて標準入出力で通信する方法です. この場合の設定は,SSMLファイル /usr/local/opensoap/etc/ssml/Hello.ssml の中の,
<connection name='HelloStdio'> <operation type ='HelloStdio'>Hello</operation> で使用する接続形式名を指定しています.ssmlファイル等,サーバ設定の更新後は,OpenSOAPサーバのリロードが必要です.念のために再起動してください.
もしくは,
の操作後,クライアントの実行をお試しください.
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