The Middleware as Platform for IT Application Services
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FAQ
よくある質問とその回答集です。
OpenSOAP
- OpenSOAPって何ですか？
- UDDIのサポートについて。
- このページへリンクの許可について。
- OpenSOAPのライセンスはどうなってますか？ 商用システムに組み込んだりした場合、許可や利用料等は必要ですか？
こちらをご覧下さい。
OpenSOAPプロジェクトとして,オープンソースとして公開する計画にはありませんが、現在、北海道大学大型計算機センターとソフトバンク・コマース(株)との間で、Open SOAPをベースとしたディレクトリサービス（OpenSOAP Directory）開発の共同研究が動き出しています。
本サーバのコンテンツに対するハイパーリンクはまったく自由です。リンクに関するご連絡も不要です。
現在配布中のAPIとサーバ、サンプルプログラム等を含むOpenSOAPパッケージは、 いわゆるオープンソースライセンスの一つであるBSD(Berkley Software Distribution)ライセン スに基づいており、商用等の利用目的を問わずライセンス料は一切かかりません。 改良修正もご自由にできますし、修正分のソースコードの扱いについて自由なライセンスで配布することができます。
Installation
- gcc-3 でコンパイルできますか？
- Cygwinでのコンパイルは？
- APIのみをインストールするには？
- コンパイル済みのパッケージはありますか？
opensoap-1.0-20020930では、gcc-3 での API・サーバのコンパイル及びサンプルの動作確認ができています。
OpenSOAPサーバについては、現在Cygwinにてコンパイルができません。 APIのみ利用可能です。また、opensoap-1.0-20020930より、./configure での --enable-buildin-mbfuncs オプションが必要なくなりました。
パッケージの src/replace/, src/api/, src/security/ 以下をmakeして、src/api/, src/security/ 以下をmake installしてください。 トップディレクトリでの make install-security-dev でも可能です。
Linux用のインストールイメージをディレクトリごとtar+gzで固めたバイナリパッケージと、 RPM (RedHat Package Manager)のソース及びi386バイナリのパッケージを作成して提供しています。
Windows環境についても現状のソースパッケージからのインストールが大変面倒であるため、 ユーザ向け・開発者向けに、バイナリファイル及びインストーラの提供を検討中です。
他のプラットフォーム向けのバイナリパッケージについては、 ユーザからの要望等をふまえて検討したいと考えています。 作成パッケージの提供等のご協力はいつでも歓迎します。
API
- サポートするエンコーディングスタイルは？
- C言語での文字列型の扱い方について。
SOAPエンコーディングでのみです。1.0版では単純型のみですが、今後、複合型（配列、構造体）もつかえるようになる予定です。
OpenSOAPStringPtr型をお使いください。OpenSOAPStringXXX関数によって汎用的に扱うことができます。
以下にOpenSOAPにおける，SOAPエンコーディングとC言語の型の対応を記述します．
| SOAP型 | C言語型 |
|---|---|
| boolean | int(0以外:true，0:false) |
| base64binary | OpenSOAPByteArrayPtr |
| byte | unsigned char |
| short | short int |
| int | long int |
| float | float |
| double | double |
| string | OpenSOAPStringPtr |
| dateTime | struct tm |
Security
- セキュリティ機能についてはどうなっていますか？
- RSAを使った公開鍵暗号方式による、XMLエレメントの暗号化と復号化。(OpenSOAP独自実装)
- 同じく公開鍵暗号方式による、SOAP Envelopeの署名及び検証。(W3C:SOAP Security Extensions: Digital Signature準拠)
- samples/Security にて、Security APIからの基本的な使用例
- samples/HelloSec にて、実際のメッセージ作成での実例
- samples/GetCertSec にて、公開鍵管理のための認証局のサービスの実装例
- Solarisで暗号化(OpenSOAPSecEncWith*())に失敗します。
以下の機能をSecurity APIで実現しています。(OpenSSL使用)
サンプルとして以下のものを用意しています。
httpベーシック認証、プロキシー経由、SSL/TLSプロトコル(https:)による通信機能は、まだサポートしておりません。 現在はWS-Security標準に準拠するための実装を行おうとしています。
OpenSSLのFAQにもありますが、 Solarisでは /dev/random がないと"PRNG not seeded"のエラーが起きます。 Sunから提供されているパッチ などをOSに当てることで動作可能になります。
Development
- デバッガでの実行の方法は？
- sampleプログラムのコンパイルについて。
libtoolから呼び出して下さい。
$ libtool gdb HelloClient
パッケージ全体(あるいはAPIのみ)をコンパイルした場合は、そこで生成されたライブラリを使ってリンクされます。API(開発環境)がインストールされた状態で、独自にSampleプログラムをコンパイルしたい場合は、各ディレクトリにある.mak拡張子のmakeファイル(例: Hello.mak)を利用して下さい。
$ cd samples/Hello
$ make -f Hello.mak
（HelloClient生成）
iconvオブジェクトに関するリンクエラーが出る場合は、.makファイル内のLIBICONVのコメントを外す必要があります。
Troubleshooting
- CGIプログラム(soapInterface.cgi, sampleService.cgi, etc.)が動作しない。
Apache等Webサーバを起動してください。
RedHat, TurboLinux等ではデフォルトのCGI実行ディレクトリが異なる場合があります。 （OpenSOAPパッケージのデフォルトは，/home/httpd/cgi-bin/)
パッケージのインストールの際，configureオプションで指定して下さい。
$ ./configure --with-cgi-bin=DIR
その他のconfigureオプションは--helpで参照できます。
etc.
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