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Installation Guide

インストール方法について

OpenSOAPを利用するためには、目的によって次のような選択肢があります。

実行環境

共有ライブラリ(lib*.so)、あるいはダイナミックリンクライブラリ(*.DLL)
OpenSOAPを使って作成されたアプリケーションを実行するために必要です。

開発環境

ヘッダファイル(OpenSOAP/*.h)及び静的リンクライブラリ(lib*.a または *.LIB)
OpenSOAPミドルウェア(API)を使ってアプリケーションソフトを開発する場合、 あるいは他人の作成したOpenSOAPを利用するソースコードをコンパイルする場合に必要となります。

OpenSOAPアプリケーション

OpenSOAPで実装されたWebサービスのアプリケーション。 パッケージ内には、基本ツールであるTransactionサービスとSoapingサービス/クライアント、サンプルプログラムなどが含まれます。

OpenSOAPサーバ

OpenSOAP独自の機能を実現するために用いられるサーバです。 クライアントからのリクエストを受付け、Webサービスプログラムへの配信、メッセージの管理、非同期処理、メッセージルーティングなどを実現します。
サーバのセットアップについてはこちらをご覧下さい。

OpenSOAPにはSSLライブラリを利用したSecurityモジュールが含まれますが、実行環境・開発環境には必須ではありません。 セキュリティ機能を使わない場合やSSLライブラリが使えない場合には、含める必要がありません。ただし、サーバにはSecurityモジュールが必要です。

インストールには、すぐに実行できるコンパイル済みのバイナリパッケージか、コンパイルする必要のあるソースコードパッケージを使う方法があります。 ご自分の環境で利用可能なバイナリパッケージがない場合には、ソースコードからのコンパイルが必要で、別途コンパイラ等を用意する必要があります。
各プラットフォームでのコンパイル及び動作確認状況はこちらをご覧下さい。

ソースコードパッケージ

UNIX系の環境 (cygwinを含む) では、configure スクリプトを利用して makeすることができます。
詳細はこちらをご覧下さい。

Windows環境では、Visual C++ 6.0 用のプロジェクトを用意しています。詳細は以下のドキュメントをご覧下さい。

バイナリパッケージ

現在、以下のバイナリパッケージを提供しています。

RPM (RedHat Package Manager) ソース/バイナリ・パッケージ

以下のサブパッケージに分かれており、2.3.4.をインストールするためには1.が必要です。

  1. 実行環境用基本パッケージ(opensoap)
  2. 開発環境用パッケージ(opensoap-devel)
  3. サーバパッケージ(opensoap-server)
  4. サンプルプログラムパッケージ(opensoap-samples)

インストールは、必要なパッケージをダウンロードした後、root権限で以下のコマンドを実行します。

    # rpm -ivh opensoap-1.0_20030228-2.i386.rpm
    
    # rpm -ivh opensoap-*1.0_20030228-2.i386.rpm
    (複数のパッケージを一度にインストールする場合)
    # rpm -Uvh opensoap-*1.0_20030228-2.i386.rpm
    (すでにインストールしてあるものをバージョンアップする場合)
    

Intel386アーキテクチャで動作するRedHat7.3と8.0向けRPMバイナリパッケージはこちらで提供していますが、 それ以外のディストリビューションやアーキテクチャ上で実行ができない場合は、別途ソースrpmからリビルドする必要があります。 この場合、samplesをコンパイルするために opensoap-develがインストールされている必要があるため、 opensoap-specファイルからsamplesを作成する部分を削除してから、一度 バイナリパッケージ(opensoap, opensoap-devel)を作成してインストールして下さい。 opensoap-samplesパッケージを作成する場合は、元のspecファイルでもう一度パッケージのビルドを行います。 実行手順は以下のようになります。

    $ rpm -vih opensoap-1.0_20030228-2.src.rpm
    $ cd ~/src/rpm  (個人の%_topdir)
    $ cp SPECS/opensoap.spec SPECS/opensoap-nosamples.spec
    $ vi SPECS/opensoap-nosamples.spec  ("#### samples" で囲まれた部分を削除)
    $ rpmbuild -ba SPECS/opensoap-nosamples.spec
    (samplesを外してビルド)
    $ sudo rpm -vih RPM/i386/opensoap-*1.0_20030228-2.i386.rpm
    (rootでsamples以外=opensoap, -devel, -serverをインストール)
    $ rpmbuild -ba SPECS/opensoap.spec
    (opensoap-develがインストールされた状態で全てリビルド)
    

Vine Plus用パッケージ

Vine Linuxの追加パッケージ集である VinePlus(2.5/2.6)に OpenSOAPパッケージを収録していただきました。 ミラーもされているので、Vine Linuxユーザの方はrpmを探す時に以下のような方法が使えます。

  1. /etc/apt/sources.list に plus を追加します。(例↓)
    rpm     http://www.t.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main updates plus
    rpm-src http://www.t.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main updates plus
    
  2. 以下のようにapt (Advanced Package Tool)コマンドで、ソースとi386バイナリが入手可能になっています。
    # apt-get update
    (最新のリストに更新)
    # apt-cache search opensoap
    (opensoapパッケージの検索)
    # apt-get source opensoap
    (opensoapパッケージの最新ソースを入手)
    # apt-get install opensoap
    (opensoapパッケージの最新バイナリをインストール)
    

Linux (i386) tgzパッケージ

別途 libxml2とopensslがインストールされている必要があります。 tar+gzで固めてあり、ルートディレクトリから展開すると、/usr/local/opensoap/ と /home/httpd/cgi-bin/ のディレクトリ以下にファイルを作成します。 CGI型のサービスやOpenSOAPサーバを動作させるには別途CGIを扱えるhttpサーバが必要で、CGI用ディレクトリを /home/httpd/cgi-bin/ とするか、/home/httpd/cgi-bin/ に展開されたファイルをCGI用ディレクトリにファイルをコピーして下さい。

    # tar zxvf opensoap-1.0-20030201.linux.i386.bin.tar.gz -C /
    (....ファイルを展開)
    # /usr/local/opensoap/sbin/opensoap-server-ctl start
    (....OpenSOAPサーバを起動)
    # /usr/local/opensoap/bin/soaping localhost
    (Soapingサービス呼び出しを確認)
    # /usr/local/opensoap/bin/soaping -o localhost
    (OpenSOAPサーバ経由でSoapingサービス呼び出し)
    

実行環境・開発環境・OpenSOAPサーバの全てが含まれる本体パッケージと、 サンプルプログラムをすぐ実行するためのサンプルパッケージがあります。

セキュリティライブラリ(libOpenSOAPSecurity.*)にて、libcrypto.so.2に動的リンクしていますが、 Debian等ではそのライブラリ名が存在しない場合があります。 openssl-0.9.6 等で実行できますので、シンボリックリンクを作成すれば動作可能となります。

    # ldd /usr/local/opensoap/lib/libOpenSOAPSecurity.so
            libcrypto.so.2 => not found
            libpthread.so.0 => /lib/libpthread.so.0 (0x40014000)
            libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x40029000)
            /lib/ld-linux.so.2 => /lib/ld-linux.so.2 (0x80000000)
    # cd /usr/lib
    # ls -l libcrypto.so*
    lrwxrwxrwx    1 root ..... libcrypto.so -> libcrypto.so.0.9.6
    -rw-r--r--    1 root ..... libcrypto.so.0.9.6
    # ln -s libcrypto.so.0.9.6 libcrypto.so.2
    # ldd /usr/local/opensoap/lib/libOpenSOAPSecurity.so
            libcrypto.so.2 => /usr/lib/libcrypto.so.2 (0x40014000)
            libpthread.so.0 => /lib/libpthread.so.0 (0x400d5000)
            libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x400ea000)
            libdl.so.2 => /lib/libdl.so.2 (0x40207000)
            /lib/ld-linux.so.2 => /lib/ld-linux.so.2 (0x80000000)
    

Microsoft Windows

別途 Windows向けにコンパイルされたlibxml2ライブラリが必要です。 また、Security機能を使うためにはOpenSSLライブラリが必要です。 MS Windows2000でコンパイル及び動作確認しています。

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