RPM (RedHat Package Manager) ソース/バイナリ・パッケージ
以下のサブパッケージに分かれており、2.3.4.をインストールするためには1.が必要です。
- 実行環境用基本パッケージ(opensoap)
- 開発環境用パッケージ(opensoap-devel)
- サーバパッケージ(opensoap-server)
- サンプルプログラムパッケージ(opensoap-samples)
インストールは、必要なパッケージをダウンロードした後、root権限で以下のコマンドを実行します。
# rpm -ivh opensoap-1.0_20030228-2.i386.rpm
# rpm -ivh opensoap-*1.0_20030228-2.i386.rpm
(複数のパッケージを一度にインストールする場合)
# rpm -Uvh opensoap-*1.0_20030228-2.i386.rpm
(すでにインストールしてあるものをバージョンアップする場合)
Intel386アーキテクチャで動作するRedHat7.3と8.0向けRPMバイナリパッケージはこちらで提供していますが、
それ以外のディストリビューションやアーキテクチャ上で実行ができない場合は、別途ソースrpmからリビルドする必要があります。
この場合、samplesをコンパイルするために opensoap-develがインストールされている必要があるため、
opensoap-specファイルからsamplesを作成する部分を削除してから、一度
バイナリパッケージ(opensoap, opensoap-devel)を作成してインストールして下さい。
opensoap-samplesパッケージを作成する場合は、元のspecファイルでもう一度パッケージのビルドを行います。
実行手順は以下のようになります。
$ rpm -vih opensoap-1.0_20030228-2.src.rpm
$ cd ~/src/rpm (個人の%_topdir)
$ cp SPECS/opensoap.spec SPECS/opensoap-nosamples.spec
$ vi SPECS/opensoap-nosamples.spec ("#### samples" で囲まれた部分を削除)
$ rpmbuild -ba SPECS/opensoap-nosamples.spec
(samplesを外してビルド)
$ sudo rpm -vih RPM/i386/opensoap-*1.0_20030228-2.i386.rpm
(rootでsamples以外=opensoap, -devel, -serverをインストール)
$ rpmbuild -ba SPECS/opensoap.spec
(opensoap-develがインストールされた状態で全てリビルド)
Linux (i386) tgzパッケージ
別途 libxml2とopensslがインストールされている必要があります。
tar+gzで固めてあり、ルートディレクトリから展開すると、/usr/local/opensoap/ と /home/httpd/cgi-bin/
のディレクトリ以下にファイルを作成します。
CGI型のサービスやOpenSOAPサーバを動作させるには別途CGIを扱えるhttpサーバが必要で、CGI用ディレクトリを
/home/httpd/cgi-bin/ とするか、/home/httpd/cgi-bin/ に展開されたファイルをCGI用ディレクトリにファイルをコピーして下さい。
# tar zxvf opensoap-1.0-20030201.linux.i386.bin.tar.gz -C /
(....ファイルを展開)
# /usr/local/opensoap/sbin/opensoap-server-ctl start
(....OpenSOAPサーバを起動)
# /usr/local/opensoap/bin/soaping localhost
(Soapingサービス呼び出しを確認)
# /usr/local/opensoap/bin/soaping -o localhost
(OpenSOAPサーバ経由でSoapingサービス呼び出し)
実行環境・開発環境・OpenSOAPサーバの全てが含まれる本体パッケージと、
サンプルプログラムをすぐ実行するためのサンプルパッケージがあります。
セキュリティライブラリ(libOpenSOAPSecurity.*)にて、libcrypto.so.2に動的リンクしていますが、
Debian等ではそのライブラリ名が存在しない場合があります。
openssl-0.9.6 等で実行できますので、シンボリックリンクを作成すれば動作可能となります。
# ldd /usr/local/opensoap/lib/libOpenSOAPSecurity.so
libcrypto.so.2 => not found
libpthread.so.0 => /lib/libpthread.so.0 (0x40014000)
libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x40029000)
/lib/ld-linux.so.2 => /lib/ld-linux.so.2 (0x80000000)
# cd /usr/lib
# ls -l libcrypto.so*
lrwxrwxrwx 1 root ..... libcrypto.so -> libcrypto.so.0.9.6
-rw-r--r-- 1 root ..... libcrypto.so.0.9.6
# ln -s libcrypto.so.0.9.6 libcrypto.so.2
# ldd /usr/local/opensoap/lib/libOpenSOAPSecurity.so
libcrypto.so.2 => /usr/lib/libcrypto.so.2 (0x40014000)
libpthread.so.0 => /lib/libpthread.so.0 (0x400d5000)
libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x400ea000)
libdl.so.2 => /lib/libdl.so.2 (0x40207000)
/lib/ld-linux.so.2 => /lib/ld-linux.so.2 (0x80000000)
Microsoft Windows
別途 Windows向けにコンパイルされたlibxml2ライブラリが必要です。
また、Security機能を使うためにはOpenSSLライブラリが必要です。
MS Windows2000でコンパイル及び動作確認しています。
- 開発環境
準備中
- 実行環境
準備中
- OpenSOAPサーバ
準備中
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